2005年06月28日(火) 16時56分
「不要な自宅リフォーム」 統合失調症の男性が提訴(共同通信)
自宅に不要なリフォーム工事をされたとして、京都市の統合失調症の無職男性(63)が28日、大阪府吹田市のリフォーム会社「幸輝」に計約240万円の工事契約取り消しなどを求める訴訟を京都地裁に起こした。
訴状によると、男性は3月9日、自宅を訪れた同社社員に「地震が起きたら崩れる」と言われ、屋根裏の改修工事契約(約47万円)を結んだ。同17日には、別の社員から「床下の工事をしないと屋根の工事が無駄になる」と言われ、床下の補強工事(約190万円)を契約した。
屋根裏工事では、柱などに金具が取り付けられていたが、原告側は「耐震性を増すものではなく、効果があるかのように偽った契約は、特定商取引法が禁じる不実告知に当たる」としている。
(共同通信) - 6月28日16時56分更新
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