2005年06月28日(火) 00時00分

アドレス６４件流出 利根川ダム統合管理事務所 （東京新聞）

　利根川ダム統合管理事務所は二十七日、同事務所が配信するメールマガジン「利根川の流れ」の登録者六十四件のメールアドレスが流出したと発表した。

　同事務所によると、二十三日午後二時ごろ、職員がメールマガジン第四十六号を一斉送信する際、受信者側に送信一覧を開示しない「ＢＣＣ（ブラインド・カーボン・コピー）」ではなく、一覧を開示する「ＴＯ（あて先）」で送信。受信した登録者同士が互いにアドレスを閲覧できる状況となった。八人分の個人名と、三事業所の法人名も記載されていた。

　職員がミスに気付き、同日中に、登録者全員に謝罪と第三者への流出防止を呼びかけるメールを送信した。これまでに苦情などはないという。

　メール配信は昨年二月に開始。通常、二人一組であて先を確認して配信するが、この日は職員一人で作業をしていた。同事務所の藤田浩副所長は「作業の慣れからこういう事態を招いてしまった。誤配信した方には申し訳ない」と話している。

　今後、チェック態勢の強化を図り、再発防止を徹底するという。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20050628/lcl_____gnm_____004.shtml