2005年06月27日(月) 16時29分
6千万窃盗の女に実刑 元交際相手の悪質業者から(共同通信)
悪質リフォーム業者の男の自宅から現金約6000万円を盗んだとして、窃盗などの罪に問われた無職阿部啓美被告(25)の判決で、さいたま地裁の蛯名日奈子裁判官は27日、懲役3年(求刑懲役4年)を言い渡した。
判決理由で蛯名裁判官は「被告は被害者と交際しており、金の隠し場所など身内しか知らない事情を利用して犯行の中心となった」と指摘した。
判決によると、阿部被告は1月、知人の2人=公判中=と共謀し、交際相手だった埼玉県上尾市の会社員中江匡志容疑者(26)=特定商取引法違反容疑で今月25日逮捕=の自宅に窓から侵入し、現金約6000万円を盗んだ。
阿部被告は犯行後、取り分の約1800万円を同県蓮田市の用水路に捨て、公判では「だまされた人の憎しみが詰まったお金なので持っていたくなかった」と述べた。
(共同通信) - 6月27日16時29分更新
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