2005年06月25日(土) 16時20分
個人情報:館林市農協女性職員のパソコン盗難 共済契約2000人分記録 /群馬(毎日新聞)
館林市農協(塩田俊夫組合長、7323人)=同市赤生田町=は24日、女性職員(56)が、組合員らの住所、氏名などの個人情報が入ったパソコンを自宅で盗まれていたことを明らかにした。塩田組合長は「お客様をはじめ関係者に多大なご迷惑をかけ、深くおわびします」と陳謝した。
同農協金融共済部によると、女性職員は22日未明、火災保険などの共済契約相談に関する約2000人の客の生年月日や、電話番号などの個人情報7757件が記録してあるパソコンを自宅で盗まれたという。パソコンには口座番号やキャッシュカード、クレジットカード、共済契約に関する情報は一切含まれていなかったという。
職員は同日午前、館林署に被害届を提出したが、今のところ被害は確認されていないという。パソコンに記録された情報は、パスワードをはじめ、複雑なセキュリティー機能で防御されており、「個人情報が引き出される可能性は低い」(金融共済部)としている。同農協はパソコンの持ち出しを禁止していない。
同農協で個人情報が盗難に遭ったのは初めてで、組合員に対し週明けにもおわびの文書を送付することにしている。【中野秀喜】
6月25日朝刊
(毎日新聞) - 6月25日16時20分更新
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