2005年06月23日(木) 11時27分
原発機密情報、ネット流出 「ウィニー」通じ(共同通信)
北海道電力泊原発や九州電力川内原発などの定期検査や修繕工事に関する機密扱いの情報がインターネット上に大量に流出していたことが23日、分かった。発電設備などの定期点検を請け負った三菱電機子会社の男性社員のパソコンが、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてウイルスに感染したことが原因とみられる。
経済産業省原子力安全・保安院は、核物質防護の観点から問題がある情報が含まれていないか、北海道電力と九州電力の担当者を呼び、流出情報の詳細について報告を求めることを明らかにした。
三菱電機によると、流出した情報は、発電設備の定期検査の工事報告書や定期修繕工事の作業要領書など。
(共同通信) - 6月23日11時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000101-kyodo-soci