2005年06月22日(水) 22時03分
不正利用は1億1000万円超 ビザで9100万円(共同通信)
米カード情報流出事件で、ビザ・インターナショナル東京事務所は22日、国内の提携カードで約830件、9100万円の不正利用が見つかったと発表した。マスターカード・インターナショナル系と合わせ、国内被害総額は1億1000万円を超えた。カード業界によると、国内での偽造カードによる不正利用が、首都・近畿圏に広がっていることも分かり、各カード会社が被害届を地元警察に出した。
中川昭一経済産業相は23日に、ビザのリチャード・チャン日本総支配人らを呼び、不正防止に取り組むよう求める。
業界の推計によると、カードの切り替えコストは郵送なども含め1枚千数百円とされ、業界全体で1億円近い負担になるという。
(共同通信) - 6月22日22時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050622-00000243-kyodo-bus_all