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2005年06月22日(水) 00時00分

路上生活者の指紋や写真 武蔵野署が任意採取 東京新聞

 警視庁武蔵野署が、管内の路上生活者の情報や顔写真を撮影したメモを作成し、それぞれに指紋を押させて保管していたことが二十二日、分かった。同署は「事故や災害時の安否確認のため」と説明している。東京都武蔵野市内には、JR吉祥寺駅周辺を中心に数十人の路上生活者がいるとされる。同署は、その人たちに任意で氏名、顔写真、寝泊まりしている場所を聞き、印鑑代わりとして人さし指の指紋を押させていたという。

 路上生活者が巻き込まれた事件などをきっかけに、一九八四年ごろからメモが作成されたが、過去のものについては順次破棄。現在は、今年に入って作成した三人分しか残っていないという。

 多摩地区では、一部署で実態把握のため本人の承諾が得られた場合、写真撮影や氏名、寝泊まりしている場所の確認をしている。保護時に本人の許可を得て写真撮影し、身元が確認できない場合は指紋を採取するケースがあるという。

 指紋採取した場合も、事件や行き倒れの照合に限られるとしている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050622/eve_____sya_____000.shtml