2005年06月22日(水) 13時33分
ペット業者が捨てる?長野の山中でウサギ70匹死ぬ(読売新聞)
長野県千曲市森の山中でペット用とみられるウサギ70匹が死んでいたことが22日、わかった。
千曲署はペット業者などが捨てた可能性があるとみて、動物愛護法違反の疑いで調べている。
同市によると、今月8日、ハイキングで現場付近を訪れた人から「ウサギが何十匹もいる」と通報があった。市職員が調べたところ、確認できただけで白や黒のウサギが約20匹はね回っており、捕獲しようとしたが、逃げられて失敗した。
市職員は9日も現場を訪れたが捕獲できず、11日になって長野保健所の職員と千曲署員が現場を訪れた際にはほとんどのウサギが死んでおり、14日までに70匹が死んでいるのを確認した。うち30匹を保健所が解剖した結果、大半は降雨などによる体温低下が死因とみられるが、一部は、キツネなどの野生動物に襲われた可能性もあるという。
千曲署は「ペット用のウサギなのに、野に放しても生きていけると思ったのだろうか」と憤っている。
(読売新聞) - 6月22日13時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050622-00000205-yom-soci