2005年06月21日(火) 10時59分
元主管牧師が認否を留保 信者の少女暴行事件初公判(共同通信)
信者の少女暴行事件初公判の傍聴券を求め、京都地裁に集まった大勢の人=21日午前9時40分
|
京都府八幡市の宗教法人「聖神中央教会」で、信者の少女らに暴行を繰り返したとして、女性暴行などの罪に問われた元主管牧師金保被告(61)の初公判が21日、京都地裁(上垣猛裁判長)で開かれた。
金被告は「今日の段階では何も申し上げられません」と罪状認否を留保した。
宗教団体内部での性的虐待事件が表面化し、刑事責任を問われるのは極めて異例。絶対的な地位を利用した犯罪かどうかをめぐり、激しい攻防が繰り広げられそうだ。
起訴状によると、金被告は2001年3月から04年8月の間、信者の少女4人に計11回にわたり、教会の牧師室で暴行を繰り返した。この際「逆らうと地獄で永遠に苦しむ」などと、抵抗できない状況にしていた。
(共同通信) - 6月21日10時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000055-kyodo-soci