2005年06月20日(月) 00時00分

日本信販、６５００人分流出か…米カード情報漏れ（ZAKZAK）

　米大手クレジットカードの個人情報が大量に外部に流出した可能性が明らかになった事件で、日本信販は１９日、同社の会員約６５００人分が含まれている恐れがあることを明らかにした。不正使用の有無は不明だが、日本国内で他の会社が発行したカードにも被害が及ぶ可能性が出ている。日本信販は日本国内でしかカードを発行していないが、米国旅行の際にカードで買い物をした会員はデータが漏れた可能性がある。対象者には事実関係を知らせると同時に、新しいカードに切り替えることなどを検討する。

　米国では、情報処理システムのハッキングで、約４０００万件の情報が流出したとされ、すでに６万８０００枚分のカードで不正使用が発覚、ＦＢＩが捜査に当たっている。仮に不正使用による被害があっても、保険会社の補償でまかなわれるが、各カード会社や経済産業省は、情報の把握に努めている。

ZAKZAK 2005/06/20

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_06/t2005062008.html