2005年06月17日(金) 17時30分
悪質リフォーム:高齢女性、980万円請求される−−松山市長が議会答弁 /愛媛(毎日新聞)
◇床下換気扇工事などで−−パンフ作成、注意呼び掛け
松山市の中村時広・市長は16日、全国でお年寄りを狙って相次ぐ悪質リフォーム商法について、同市でも70歳代の独居女性が床下換気扇設置の工事など計16業者と契約し、約980万円を請求された事例があったことを明らかにした。開会中の6月定例市議会で一般質問に答えた。
市公聴サービス課によると、この女性は今年1月に民生委員を通じて市の消費生活相談員に連絡。相談員が業者に交渉したところ、3業者が全額、4業者が一部払い戻しに応じ、計360万円が戻ったという。
同課に寄せられる住宅関連の市民相談は昨年度は206件で、うち65歳以上の相談は67件あった。同市は高齢者に注意を呼びかけるパンフレット9000部を制作。5月中旬に認知症や独居の高齢者約6000世帯に配布した。【古谷秀綱】
6月17日朝刊
(毎日新聞) - 6月17日17時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050617-00000169-mailo-l38