2005年06月17日(金) 12時29分
不法投棄で三重県を聴取へ 環境省、四日市の産廃(共同通信)
三重県四日市市大矢知町で全国最大規模の産業廃棄物の不法投棄が確認された問題で、環境省は17日、10年以上も有効な対策をとらなかった三重県に近く事情を聴くとともに、有毒ガスの発生など環境への影響を調査するため、現地に職員を派遣する方針を明らかにした。
不法投棄をしていた川越建材興業(四日市市)は1981年に処分業を開始。93年に約38万立方メートルの不法投棄が判明し、県は同社に2度の改善命令を出したが受け入れられず、有効な対策もとらなかった。
今月16日には、処分場と周辺の廃棄物は計約160万立方メートルあり、うち少なくとも約68万立方メートルが不法投棄であることが分かった。
(共同通信) - 6月17日12時29分更新
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