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調べなどでは、松井容疑者らは二〇〇二年夏ごろから、ダイオキシンなどの発生を抑える焼却炉の販売を行うとして「関連会社の発起人として百二十万円を出資すれば半年後には二百五十万円になる。出資の翌月から月六万円の役員報酬を配当する」と説明、募った出資金をだまし取った疑い。
松井容疑者は昨年、本紙の取材に「二〇〇二年八月から関連会社の焼却炉事業の発起人を募集した。半年で約千二百人から十億円が集まった。事業が予定より遅れて利益が上がらず、配当が遅れた。だますつもりはない」と答えていた。同課は、十四億−十五億円を集めた疑いがあるとみている。
やまびこ会は一九九九年九月、聴覚障害者への情報提供や健常者との交流を図る目的で設立され、内閣府からNPO法人の認証を受けた。しかし、定款に定めのない事業を行ったなどとして今年三月、認証を取り消されている。
都内の女性(69)は〇二年九月から十月、計百八十万円を出資。三カ月分の役員報酬計二十七万円が支払われただけで配当が止まったとして昨年七月、詐欺と出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで警視庁に告訴した。
出資金の返還や配当金の支払いは途絶えたままで、昨年二月には横浜市の男性ら四人が「事業実体のない詐欺商法だ」として、元会長らに計約八百万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050616/mng_____sya_____013.shtml