2005年06月16日(木) 07時39分
オウム最高幹部ら逮捕 職安法違反容疑で警視庁(共同通信)
オウム真理教(アーレフに改称)が信者を無許可でソフト開発会社などに送り込み働かせていた事件で、警視庁公安部は16日、職業安定法違反(労働者供給事業の禁止)の疑いで、教団最高幹部杉浦茂容疑者(46)=東京都世田谷区南烏山6丁目=ら3人を新たに逮捕した。
杉浦容疑者は、教団の集団指導体制を支える「正悟師」と呼ばれる最高幹部5人のうちの1人。1995年の地下鉄サリン事件当時は教団の「文部省大臣」だった。現在は教団のコンピューター事業部門のトップ。公安部は信者らに直接、労働者供給を指示していたとみて追及する。
ほかに逮捕されたのは、元ソフト開発会社社長坂口剛容疑者(49)と上田竜也容疑者(40)の信者2人。また公安部は16日、元教団幹部秋山登容疑者(32)ら4人=同法違反容疑で逮捕=を再逮捕する。
(共同通信) - 6月16日7時39分更新
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