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調べでは、海保容疑者らは昨年一月下旬、福岡市中央区、飲食店従業員の男性(24)に「未納料金請求書」という架空の債務を請求するはがきを送り、電話してきた男性に対し、「有料サイトの利用料金が未納になっており、延滞料金が発生している。振り込んでもらわないと法的手続きを取る」などと持ちかけ、指定した銀行口座に四回、計百二十三万円を振り込ませた疑い。
海保容疑者が主犯格とみられ、架空請求用のはがきなどを用意。一緒に詐欺容疑で逮捕された住所不定、無職田中孝一容疑者(24)が口座からの引き出し役を担当し、残りの四人は電話係などをしていたらしい。
グループは電話をかけてきた被害者に対し、最初は二十五万円前後の金を請求。振り込みが確認されると、「ほかにも未納があった」などと何度も請求を繰り返していたといい、一人で計三百三十万円を振り込んだ人もいた。
同課などは昨年十二月までに口座売買グループ十人を逮捕。銀行口座の売却先について捜査し、海保容疑者らのグループが浮上した。六人のうち海保容疑者ら五人は別の架空請求詐欺事件で逮捕、起訴され、東京地裁で公判中。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050615/eve_____sya_____002.shtml