2005年06月15日(水) 21時45分
中国産カンパチから寄生虫 厚労省が安全処理を指導(共同通信)
厚生労働省は15日、昨年秋以降に中国から輸入したカンパチとイサキの幼魚から寄生虫アニサキスが検出されたとして、食品衛生法に基づき都道府県を通じて、これらの魚を養殖する業者に冷凍処理などで寄生虫を死滅させて出荷するよう指導した。寄生した魚介類を生で食べると急性胃腸炎を起こすことがある。
厚労省によると、国内で養殖カンパチとイサキからアニサキスが検出されたのは初めて。中国で養殖中に餌として与えられたイワシに寄生していたのが原因とみられる。いずれもまだ国内では出荷されていないという。
(共同通信) - 6月15日21時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050615-00000235-kyodo-soci