2005年06月14日(火) 18時01分
「二八商法」で7人逮捕=320人、9億円被害−広島県警(時事通信)
架空の株式投資を持ち掛け、個人投資家から多額の金をだまし取ったとして、広島県警生活環境課などは14日、詐欺の疑いで東京都新宿区の金融業「ナラヤ」(倒産)の元実質経営者藤田昌義(57)=新宿区大久保=と元社長内田健志(41)=西東京市保谷町=ら7容疑者を逮捕した。いずれも容疑を認めている。
「株買い付け資金の2割を出せば、8割を低金利で融資するので、大きな取引ができる」と架空の株取引を持ち掛ける「二八商法」の手口で、投資家の名簿を使って電話で勧誘。今年2月までの約1年半に、関連会社を含む複数の預金口座には、全国約320人の投資家が計約9億円を振り込んでいた。
(時事通信) - 6月14日18時1分更新
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