2005年06月14日(火) 23時09分
架空投資「二八商法」詐欺容疑で7人逮捕…広島県警(読売新聞)
架空の株式投資を持ちかけ、広島市の会社役員から出資金をだまし取ったとして、広島県警生活環境課と広島西署などは14日、東京都新宿区の貸金業「ナラヤ」(倒産)の元経営者藤田昌義容疑者(57)と元社長内田健志容疑者(41)ら計7人を詐欺容疑で逮捕した。
「株式購入代金の2割を出資すれば、残り8割を低金利融資する」と偽って出資金を集める「二八(にっぱち)商法」の手口で、「ナラヤ」など3社の預金口座には2003年7月〜今年2月の間、全国の約320人から計約9億円が振り込まれているという。
調べでは、藤田容疑者らは昨年6月29日〜7月2日の間、広島市東区の会社役員男性(79)に「値上がり確実な株がある。株価の2割の保証金を出してもらえば、残り8割は融資する」などと電話で出資を持ちかけ、370万円をだまし取った疑い。
(読売新聞) - 6月14日23時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000114-yom-soci