2005年06月13日(月) 09時05分
Microsoft、6月の月例セキュリティ更新は盛りだくさん(japan.internet.com)
Microsoft (
NASDAQ:MSFT ) は9日、同社のセキュリティ情報サイトで、6月の月例セキュリティ更新に関する先行情報を公開した。
5月の月例セキュリティ更新の内容 が1件のみだったのに対し、6月分は盛りだくさんの内容になる。具体的には、複数製品の脆弱性に対応した、10件の個別セキュリティ情報を公開するという。公開日は、通例通り第2火曜日、すなわち14日の予定だ。いずれも『Windows Update』をはじめとする複数の更新サービスを通じて提供する。
公開を予定している10件の個別セキュリティ情報のうち、7件は『Windows』OS に関係するものだ。最も深刻な脆弱性は、4段階中最大の深刻度「緊急」のものがあるという。7件のうち5件については、同社のツール『Microsoft Baseline Security Analyzer』(MBSA) で検出できるようになり、2件については『Enterprise Scanning Tool』(EST) で検出できるようになる。
ほかには、Windows OS と『Windows Services for UNIX』に関係する個別セキュリティ情報が1件ある。こちらの深刻度は「警告」(4段階中下から2番目) だ。そして、深刻度が「重要」(上から2番目) の個別セキュリティ情報が1件、こちらは『Microsoft Exchange』に関係するものだ。さらに、『Internet Security and Acceleration (ISA) Server』および『Small Business Server』(SBS) に関係する個別セキュリティ情報が1件だ。こちらは最大深刻度が「警告」になっているという。以上3件の問題についても、MBSA または EST で検出できるようになる。
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