安全な食卓へ助力県が食品表示の監視役募集（東京新聞）

2005年06月12日(日) 00時00分

　県は日ごろの買い物で食品表示を監視する「食品表示ウオッチャー」を募集している。スーパーをはじめ食品販売店をモニターし、商品名や産地などがきちんと表示されているかどうかをチェックする。食品表示の適正化を目的に前年度から始め、口頭や文書による指導が二十三件あった。

　ウオッチャーは不適正な表示を見つけたら県に情報を提供。また、三カ月に一回程度、モニター状況を県に報告する。これらの情報を受けて、県は悪質なケースをＪＡＳ法に基づいて指導する。活動期間は九月−来年三月で、謝礼として一万二千円が支払われる。

　募集するのは県内に在住する十八歳以上の男女五十人、八月に実施予定の研修会に参加できることが条件という。

　希望者は所定の応募用紙に記入し、〒２６０　８６６７　千葉市中央区市場町一の一　県食の安心推進室食品表示ウオッチャー募集担当に送る。締め切りは三十日。

　応募用紙は同室と県内の農林振興センターにあるほか、県のホームページからダウンロードできる。問い合わせは同推進室＝電０４３（２２３）３０８２＝へ。　（林　容史）

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