2005年06月11日(土) 13時22分

住基ネット「非通知」の女性を通知扱い…横浜市都筑区（読売新聞）

　住民基本台帳ネットワーク（住基ネット）に個人情報を通知するか否かを市民が選ぶ「選択制」を採用している横浜市の都筑区で、「非通知」を選択した区内の女性を誤って通知扱いとしていたことが１１日、分かった。

　女性の住所や氏名などの情報が約２年間、本人の希望に反して住基ネットに接続されていたことになる。同区によると、こうしたミスは同市内で初めてという。

　都筑区によると、２００２年９月に女性から「非通知申出書」を受理したが、「非通知」の入力がされていなかった。今月１０日、女性の夫が住基カードの交付を申請したところ、非通知を選択していない夫が非通知となっており、夫婦の申し出が取り違えて処理されていたことが分かった。

　同区は女性に謝罪し、０２年９、１０月に集中的に受け付けた「非通知申出書」１万５５５１件について、１１日から再点検を始める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000307-yom-soci