2005年06月11日(土) 14時00分
換気扇など83台、1500万円=70代女性宅に不要リフォーム−埼玉(時事通信)
埼玉県川越市の70代の独り暮らしの女性が、2002年2月から4月にかけ、自宅に少なくとも1500万円に上る不要なリフォーム工事を施されていたことが11日、分かった。
市生活情報センターなどによると、同年5月ごろ、女性宅に業者が頻繁に出入りしているのを近所の住民が不審に思い、同センターに通報した。
依頼を受けた1級建築士が調べたところ、木造2階建て住居の天井裏や床下に換気扇7台、換気のためのかくはん機76台が取り付けられていた。うち10台は電源に接続されておらず、8台は放置された状態だった。
建築士の報告を受け、同センターは業者に工事契約金の返還を求め交渉したが、返還に応じたのは1500万円分の契約金の半分以下だったという。
(時事通信) - 6月11日14時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000149-jij-soci