2005年06月08日(水) 18時45分
中国政府に情報提供要請 「天天素」で日本大使館(共同通信)
【香港8日共同】ダイエット用健康食品「天天素清脂☆★」による健康被害が日本で相次いでいるのを受け、北京の日本大使館は8日までに、中国国家食品薬品監督管理局に製造実態の情報提供を申し入れるなど調査に乗り出した。
中国当局は一部で同食品の販売店摘発など取り締まりを始めているが、複数のウェブサイトには依然として商品の広告が出ており、当局の管理の甘さが浮き彫りになっている。
製造元とみられる業者が会社登録した広東省広州市の地元紙によると、当局も製造元とみられる業者と連絡が取れない状態で、実態把握が難航。「ネットを通じた食品販売の管理には盲点がある」「監督は根本的に不可能」と率直に限界を認めているという。
(注)☆=月へんに交わる、★=嚢の旧字体。
(共同通信) - 6月8日18時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000178-kyodo-int