2005年06月08日(水) 17時35分
IP電話、ISDN抜く 1年で57%増、急速に普及(共同通信)
総務省が8日まとめた2004年度末の電話サービス契約数で、インターネット技術により格安通話料を実現したIP(インターネット・プロトコル)電話が、前年度比57・2%増の830万件となった。かつて高速通信の切り札とされたISDN(総合デジタル通信網)の契約数798万件(前年度比7・5%減)を上回った。
火付け役となったソフトバンクBBの「BBフォン」のほか各通信事業者が積極的に展開し、1年で302万件増加。IP電話が、本格的な普及期を迎えたことが浮き彫りになった。
通常の電話サービスである加入電話とISDNを合わせた「固定系」の電話は、1・0%減の5961万件と7年連続減少。IP電話や携帯電話に利用者を奪われ、1994年度末以来10年ぶりに6000万件を下回った。
(共同通信) - 6月8日17時35分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000149-kyodo-bus_all