2005年06月08日(水) 19時57分
注射器不具合1万1000件 インスリン投与用(共同通信)
2004年度に報告された医療機器による副作用・不具合が1万6336件あり、このうち約1万1000件は糖尿病患者が使うインスリン自己注射器「オプチペンプロ1」の不具合だったことが8日、厚生労働省のまとめで分かった。
ピストンが押せなかったり液晶部分が表示されなかったりする不具合で、厚労省安全使用推進室は「改良品が承認されており、今後、製品の切り替えが進むようだ」としている。
昨年3月には、適切な操作をしなかった場合、インスリンが出過ぎるとして、厚労省は緊急安全性情報を出して患者に注意を呼び掛けるよう輸入販売元に指示している。
(共同通信) - 6月8日19時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000209-kyodo-soci