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2005年06月07日(火) 12時45分

暴行で少女ら元牧師らを提訴 八幡市 2億3千万円賠償求め 京都新聞

 京都府八幡市の聖神中央教会の元主管牧師永田保被告(61)による女児性的暴行事件で、暴行で心身を傷つけられたなどとして、少女5人と成人女性2人が永田被告と教会を相手に慰謝料など総額約2億3000万円の損害賠償を求めて7日、京都地裁に提訴した。
 代理人らによると、7人のうち4人は永田被告の逮捕容疑の被害者。7人は2000年−04年にかけ、永田被告に逆らうと地獄におちるなどと脅され、教会の牧師室などで性的暴行を受けた。被害を受け始めた年齢は12歳から23歳だった。請求額は1人につき3300万円で、成人については献金や労働をさせられた損害賠償も含んでいるという。
 被害者の会の代表は教会も被告に含めたことについて「牧師は教会から任命されており、職務中に犯罪を起こせば教会にも責任がある」とし「勝訴することで、他の被害者の救済の道筋をつけたい」と話している。代理人は「刑事事件だけでなく民事上の責任も追及していく。裁判所は少女らが再び傷つかないよう、傍聴制限など法廷での審理に配慮してほしい」と話した。
 教会の西山務代表役員代務者は「事実関係を確認していないのでコメントできない」としている。
(京都新聞) - 6月7日12時45分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000027-kyt-l26