2005年06月07日(火) 06時03分
ホンマグロの表示は本物? 農水省、あすから全国調査(共同通信)
あなたが買ったのは本当にホンマグロ—。種類により価格差が大きいマグロの表示が適正かどうかをチェックするため、農水省は8日から、全国の小売店を対象に日本農林規格(JAS)法に基づく緊急調査を始める。
疑わしいケースでは、卸売業者など中間業者にさかのぼって調べ、DNA鑑定も実施。悪質な違反が見つかった場合は、業者名を公表するなど厳しい姿勢で臨む。
国内で食卓に上るのはクロマグロ(ホンマグロ)、ミナミマグロ(インドマグロ)、メバチマグロなどの種類がある。農水省の統計によると、特にクロマグロは1キロ当たりの平均価格が流通量の多いメバチと比べ1000円以上も高いという。
JAS法の規定では、同じ海域でも日本の漁船が捕れば「国内産」、台湾船なら「台湾産」。いったん冷凍したものは「解凍」と表示し、国内外で盛んになってきた若いマグロを成魚に育て出荷した場合は「養殖」とするなどの決まりがある。
(共同通信) - 6月7日6時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000017-kyodo-bus_all