2005年06月07日(火) 14時39分
戸籍謄本を不正取得、行政書士を業務禁止処分(読売新聞)
兵庫県宝塚市の行政書士(80)が戸籍謄本などを不正に取得していたとして、県は7日、行政書士法に基づき、この行政書士を業務禁止処分にした。
日本行政書士会連合会によると、懲戒処分の中で最も重く、最低2年間、同連合会に再登録できない。同処分が出たのは全国で初めて。
県によると、この行政書士は2002年1月から04年10月にかけ、戸籍法に定める資格者に限り使用が認められている「職務上請求書」約1100枚を県行政書士会から購入。資格のない事務所スタッフ(76)が「相続資料作成のため」と偽るなどし、調査会社などから頼まれた戸籍謄本などを1件あたり1万円の報酬で不正請求していることを知ったうえで、報酬の一部も受け取っていたという。また、同法で2年間の保存が義務づけられている業務用の帳簿を焼却していた。
(読売新聞) - 6月7日14時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000406-yom-soci