2005年06月06日(月) 03時07分
元牧師らに約2億3千万請求、被害少女ら7人提訴へ(読売新聞)
京都府八幡市の「聖神中央教会」元主管牧師金保被告(61)による婦女暴行事件で、被害を受けた少女ら計7人とその家族が「性的暴行で心身にダメージを受けた」などとして、金被告と教会を相手取り慰謝料など1人3300万円、総額2億3100万円の損害賠償を求める訴訟を7日にも、京都地裁に起こす。
7人のうち2人は成人女性で、多額の献金による損失も受けたとしている。
被害者らによると、7人は12〜23歳だった2000年から2003年にかけて、教会内の「牧師室」などで、金被告に繰り返し暴行された。さらに、成人2人は金被告に「献金するかどうかで信仰心を試す」と言われ、少なくとも1000万円と500万円を献金させられたとしている。
7人は教会に対しても「金被告は主管牧師の立場を利用、教会の建物内で不法行為を繰り返しており、教会も責任を負う」と主張している。
教会は「取材には応じられない」としている。
(読売新聞) - 6月6日3時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050606-00000501-yom-soci