2005年06月06日(月) 00時00分

出会い系・アダルトサイト相談急増 足利市消費生活センターまとめ （東京新聞）

　足利市消費生活センターがまとめた二〇〇四年度の相談状況で、出会い系やアダルトサイトなどの架空・不当請求に絡んだ苦情が急増していることが明らかになった。

　相談総数は過去最高の四千百九件（前年度三千百十五件）。９７％を占める苦情のうち、携帯電話、インターネットに絡んだ架空・不当請求を集めた区分「電話情報サービス」がトップの二千四百三十九件。二位の「消費者金融」（二百六十二件）を大きく引き離した。この区分は〇二年度が三百三件、〇三年度一千八十四件と一方的に増加している。

　架空・不当請求被害のほとんどは出会い系やアダルトサイトに関するもので、比較的高齢者が多かった同センターへの相談者の年齢も、二十歳から四十九歳が全体の六割を占めるなどやや若年化している。

　同センターでは「アクセスしただけでは契約は成立しない。安易にお金を振り込まないで」と呼びかけている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20050606/lcl_____tcg_____001.shtml