2005年06月02日(木) 20時05分
NHK受信料不払い 不祥事批判より不公平感(共同通信)
NHKは2日、橋本元一会長の定例会見で、受信料の支払い拒否・保留件数が5月末で約97万件に上ったことを明らかにした。増加のペースは落ちてきたものの、2005年度予算で想定した45万−50万件の約2倍に達した。
拒否の理由としては、不祥事への批判より「隣が払っていない」といった不公平感を訴える声が増えたという。
05年度予算では、受信料収入が前年度より約72億円減ると見込んでいた。NHKによると、その後の不払い増加でさらに約45億円の減収となる見込み。NHKは不払い契約者の半数程度は説得したいとしているが、これまでの訪問活動などで支払い再開に応じた割合は4−5%という。
(共同通信) - 6月2日20時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000235-kyodo-ent