2005年06月02日(木) 09時45分
減量用食品「天天素」で県内女性被害 3人、腹痛など訴える(琉球新報)
県薬務衛生課は1日、本島南部に住む友人同士の女性3人がインターネットを通して購入したダイエット用健康食品を服用後に、腹痛や下痢、全身倦怠(けんたい)感、どうきなどの健康被害が生じたことを発表した。10代の女性2人はすぐに服用を中止するなどして、現時点での症状はないが、20代女性1人は5月6日を最後に服用をやめたにもかかわらず、回復傾向にあった甲状腺機能亢進(こうしん)症が悪化し、現在、治療のため通院を続けている。同製品による症状はないという。
製品は「天天素清脂胱嚢(てんてんそせいしこうのう)」。カプセル状の物で、製造元は野馬生物(広州)保健品有限公司。同製品による県内の健康被害報告は今回が初めて。同課は「同製品を服用している県民の早急の服用中止と体調異常の場合の医療機関受診」を呼び掛けている。
(琉球新報) - 6月2日9時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000002-ryu-oki