2005年05月31日(火) 02時25分
ヤミ金業者124社を告発 弁護士ら9人、県警に提出(西日本新聞)
福岡県の弁護士や司法書士でつくる「福岡クレジット・サラ金・ヤミ金対策協議会」は三十日、福岡県内や東京都内のヤミ金業者、延べ百二十四社について「違法な高金利や取り立て行為を繰り返しており、出資法違反や貸金業法違反の罪に当たる」として福岡県警に告発状を提出した。
同会所属の弁護士や司法書士ら九人が提出し、告発対象は「ニコニコ」「レジェンド」などの屋号を使った業者。同会によると、年数千%に達する法外な利息支払いを要求したり、契約証書や領収書を一切交付しなかったりする悪質なケースが目立つ。百二十四社のうち、一部の業者は福岡県や東京都に登録しているという。同会の椛島敏雅弁護士は「昨年一月のヤミ金対策法施行後、ヤミ金業者の手口は巧妙化しており被害は続いている」と注意を呼びかけている。
(西日本新聞) - 5月31日2時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000031-nnp-kyu