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2005年05月31日(火) 00時00分

胸に針刺す治療でミスか 入院患者が死亡 東京新聞

 東京都千代田区神田和泉町の社会福祉法人「三井記念病院」(萬年徹院長)で今月二日、入院中の練馬区の男性患者(73)が、胸に針を刺して胸腔(きょうくう)内にたまった水を抜く治療を受けた後、容体が急変して死亡していたことが三十一日、分かった。

 警視庁万世橋署は業務上過失致死の疑いで調べている。

 調べでは、男性はリウマチが悪化したため四月五日に入院。今月二日午前、胸にたまった水を抜くために針を刺す治療を受けた。その後、腹腔(ふくくう)内で出血が見つかり、同日夕、死亡した。

 死因が特定できない「異状死」として、同病院は三日、医師法に基づいて万世橋署に届けていた。

 男性の胸腔の真下にある脾臓(ひぞう)に出血のあとがあったことから、同署は、治療中に誤って針で脾臓を傷つけた可能性もあるとみて、病院関係者から事情を聴いている。

 三井記念病院は「死亡と診療行為との因果関係がはっきりしておらず、現段階では、コメントできない」としている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050531/eve_____sya_____002.shtml