2005年05月31日(火) 21時09分
NHK受信料契約28万件減、受信料収入は68億円減(読売新聞)
NHKは31日、2004年度決算をまとめ、麻生総務相に提出した。一連の不祥事による受信料拒否・保留の拡大で初の減収となった受信料収入は、68億円減の6410億円。
30万件増をめざしていた契約総数は28万件減の3661万件、契約率も前年度比1・1ポイント減の80・2%と、いずれも初めて減少した。
NHKによると、事業収入は、「冬のソナタ」の関連出版などの副次収入が25億円増となったことなどから26億円減にとどまり、6667億円となった。
また、地上デジタル放送設備などの建設費が拡大したが、経費削減を進めた結果、事業運営費は過去最大の減少額となる98億円減の5648億円に圧縮し、事業支出は6592億円に抑えた。余剰金は33億円減の3億円となり、かろうじて収支均衡を保ったが、実質、減収減益になった。
(読売新聞) - 5月31日21時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000314-yom-soci