2005年05月30日(月) 21時46分

健康被害は２０都県４４人　ダイエット食品「天天素」（共同通信）

　ダイエット用健康食品「天天素清脂☆嚢」を使って健康被害を訴えた人は３０日午後７時現在で、２０都県の４４人に上ることが厚生労働省の集計で分かった。初めて男性の被害者も報告され、神奈川県の４０代の男性は下痢や目のかすみの症状があるという。
　「天天素」からはこれまでに、国内未承認の医薬品成分シブトラミンと、向精神薬マジンドールが検出されているが、福島県や広島県がさらに分析した結果、米国の動物実験で発がん性が報告された「フェノールフタレイン」も検出された。
　厚労省によると、健康被害が報告されたのは宮城から大分までの２０都県で、都県別では福島の９人が最も多く、神奈川と岡山が各４人、広島と福岡が各３人など。頭痛や吐き気、目まいなどを訴え、東京の１０代の女性は死亡した。
　（注）☆は月ヘンに交

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000279-kyodo-soci