2005年05月28日(土) 16時55分
天天素被害:きょうから保健所に相談窓口を設置−−県 /三重(毎日新聞)
中国製のダイエット食品「天天素(てんてんそ)」を服用した人の健康被害が相次いでいる問題で、県は28、29の両日、各保健所に臨時の相談窓口を設置し、服用者などの相談に応じる。27日午後3時現在、県内での被害は確認されていないが、県薬務食品室は「服用した人や心配な人は相談してほしい」と呼び掛けている。
県などによると、天天素は、中国の「野馬生物(広州)保健品有限公司」製のカプセル。東京都内の10代の女性が心不全を起こして死亡するなど、8都県(10人)で被害が確認されている。症状は下痢、おう吐、食欲不振、のどの渇きなど。
県薬務食品室は「服用している人は直ちに中止し、体調に異状が現れたら医療機関を受診してほしい。ダイエット食品を安易にインターネットで購入しないよう注意して」と話している。
相談窓口は、桑名▽四日市▽鈴鹿▽津▽松阪▽伊勢▽上野▽尾鷲▽熊野—の9保健所と、同室(059・224・2330)の計10カ所で開設する。午前8時半から午後5時まで。【鈴木顕】
〔三重版〕
5月28日朝刊
(毎日新聞) - 5月28日16時55分更新
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