2005年05月28日(土) 00時00分
ダイエット食品「天天素」、県内でも被害(朝日新聞・)
中国製とみられるダイエット用健康食品「天天素」による健康被害が全国で相次いでいる問題で、県薬務課は27日、県内でも10代の姉妹2人がインターネットオークションで購入して服用し、放心状態になるなどの被害があったと発表した。2人はすでに快復しているという。
同課によると、姉妹は4月16日、天天素1箱(30カプセル)を3900円で購入。妹が同月19日から3日間、1日1カプセルを服用したところ、火照りや手の冷え、顔が赤くなるなどの症状が出た。姉も21日に1カプセルを服用し、妹と同様の症状が出たうえ放心状態になったという。姉妹の母親が同月27日、保健所に被害を届け出た。
厚生労働省のまとめでは、天天素からは国内未承認の肥満症治療剤「シブトラミン」と、向精神薬「マジンドール」が検出されている。健康被害の報告が全国で10人にのぼり、東京都では死亡例もあるため、同課は服用しないよう呼びかけている。問い合わせは同課(電話048・830・3624)へ。
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http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=6655
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