2005年05月27日(金) 22時02分
「天天素」被害、15都県25例に=厚生労働省(時事通信)
厚生労働省は27日、ダイエット食品「天天素」との関連が疑われる健康被害が、新たに埼玉、山口、宮城、和歌山、兵庫でも報告されたと発表した。24日以降、被害報告は15都県25例に上った。
症状は下痢、嘔吐(おうと)、どうき、のどの渇きなどで、ほとんどは服用をやめて回復しているが、一部症状が残ったケースや、1回飲んだだけで放心状態になった例も報告されている。
同製品からは向精神薬「マジンドール」と未承認薬「シブトラミン」が検出されており、同省と各自治体は、直ちに服用を中止し、症状があれば医療機関を受診するよう呼び掛けている。
(時事通信) - 5月27日22時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050527-00000287-jij-soci