2005年05月26日(木) 03時05分
<羽賀研二さん>名誉棄損で逆転勝訴、光文社に損賠命令(毎日新聞)
タレントの羽賀研二さんが、週刊誌「女性自身」の新聞広告の見出しなどで名誉を傷つけられたとして、発行元の光文社(東京都文京区)に500万円の賠償を求めた訴訟で、東京高裁(根本真裁判長)は25日、請求を棄却した1審判決を変更し、光文社に100万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
問題となったのは04年3月2日号の「羽賀研二(42)『元大物議員に少女あっせん』『淫行(いんこう)事件』で事情聴取」と題された新聞広告の見出しや、雑誌の表紙などに記されたほぼ同様の見出し。
判決は「新聞広告だけだと事件に直接関与して取り調べを受けたとの印象を与える」と名誉棄損の成立を認めた。表紙などの見出しについては「雑誌の読者が表紙しか見ないとは考えにくく、記事を読めば参考人として問い合わせを受けただけと理解できる」と述べ、羽賀さん側の主張を退けた。【木戸哲】
▽「女性自身」編集部の話 1審とは逆の判決が出て大変残念。判決文を検討し、今後の対応を決めたい。
(毎日新聞) - 5月26日3時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000019-mai-soci