2005年05月24日(火) 21時18分
700人の患者情報持ち出す 愛知県がん病院の前副院長(共同通信)
愛知県は24日、県がんセンター中央病院(名古屋市千種区)の前副院長の男性(58)=今年4月に退職=が、自ら診療所を開設する際、担当した患者の住所や病名など765人分の個人情報を同センターから無断で持ち出したと発表した。
前副院長は同病院の婦人科部長も兼務し、部内の個人情報を管理する責任者だった。同病院は持ち出した情報をすべて破棄させるとともに患者に謝罪文を送った。
県によると、前副院長は今月上旬、婦人科部で担当した患者あてに同市名東区に6月に診療所を開設することを知らせる案内状を送付。その後、県に匿名の問い合わせがあったことから発覚した。
(共同通信) - 5月24日21時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000243-kyodo-soci