2005年05月23日(月) 18時44分
「憲法変える必要ない」 女性団体が集会で護憲訴え（共同通信）
衆参両院の憲法調査会が最終報告書をまとめたことを受け、調査会の議論を傍聴してきた市民団体が２３日、衆院議員会館で集会を開き「憲法を変える必要はない」と護憲を訴えた。
集会は市民団体「『憲法』を愛する女性ネット」が主催し、約１００人が出席。市民団体代表ら女性５人がパネリストを務めた。
傍聴を続けた鈴木恭子さんは「調査会では議員の居眠りや出入りが多い。学校で子供が同じことをしたら注意される恥ずかしい状況だった」と調査会の様子を報告。別の市民団体代表の糸井玲子さんは「調査会は初めに改憲ありきだった。日本が戦争をする国に変えられようとしている」と述べた。
社民党前党首の土井たか子衆院議員は「９条は憲法の大黒柱。９条を変えなかったことで国際信用を獲得してきた」と訴えた。
（共同通信） - 5月23日18時44分更新
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