2005年05月20日(金) 00時51分
日本テレコムの「おとくライン」代理店が無断で契約書(読売新聞)
日本テレコム(東京都港区)の新電話サービス「おとくライン」を巡り、都内の販売代理店2社が客に無断で契約書を作成していたことが19日わかった。総務省は、これまでの契約に不正がないか同社に調査するよう求めた。
日本テレコムによると、「おとくライン」は昨年12月に始まったサービスで、販売代理店が同10月から営業活動を行っていた。
総務省によると、今年に入り、「申し込んだ覚えがないのに契約されている」「勧誘の電話がしつこい」といった苦情が相次いで寄せられ、多い週で100件を超えたこともあったという。同省の指摘を受けて同社が調べたところ、営業担当者が勝手に押印し、契約書を作成したケースが8件判明。同社は、関係した2代理店を1週間の営業停止にし、担当者計8人を懲戒免職処分などにした。
日本テレコムは「お客様にご迷惑をかけ、大変申し訳ない。トラブルが二度と起きないようにしたい」と話している。
(読売新聞) - 5月20日0時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000417-yom-soci