2005年05月19日(木) 16時48分
救急車有料化で検討会設置 出動増加受け、消防庁(共同通信)
総務省消防庁は19日、救急車の出動件数が急増していることを受け、緊急度が低いケースの有料化や民間活用の推進などについて議論する検討会を設置することを決めた。初会合を23日に開き、本年度末に報告書をまとめる。
メンバーは東京消防庁のほか仙台、横浜、京都3市の消防局の担当者や、医師や救急救命の専門家ら16人。
少子高齢化が進む中、このまま出動が増え続ければ重症患者の搬送が遅れる事態も予想されるため、患者の重症度や緊急度の判定基準のほか、消防署職員の勤務体制見直しや、救急車の適正利用に関する普及啓発策も検討する。
(共同通信) - 5月19日16時48分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000123-kyodo-soci