2005年05月19日(木) 14時41分
不正商品根絶へ 21・22日、仙台で真贋フェア(河北新報)
偽ブランド品や海賊版商品の根絶を目指す「不正商品対策協議会」(事務局東京)は21、22の両日、真贋(しんがん)を見分けるイベント「ほんと?ホント!フェア」を仙台市のJR仙台駅のイベントスペースで開く。偽物と本物の商品を見比べるコーナーやクイズラリーなど、楽しみながら知的財産権を守る大切さを学ぶ趣向を凝らしている。
フェアでは、知的財産権に関する10の問題を、展示物をヒントに解き進み、正解数に応じて抽選で景品が当たるゲームをはじめ、クイズショーやアンケートを実施する。
21日はゴスペルグループのステージ、22日はモデルの桜井裕美さんのトークショーが行われるほか、宮城県警機動警ら隊のポーリー氏家さんの手品ショーが企画されている。
協議会はコンピュータソフトウェア著作権協会や日本映像ソフト協会など8団体で1986年に発足。政令市を中心に年1回、フェアを開いている。仙台での開催は91年以来、2度目。
事務局の後藤健郎さん(43)は「不正商品は買わないという意識を高めてほしい」と参加を呼び掛けている。
知的財産権をめぐっては宮城県警が今月、高級ブランド「コーチ」の偽物を販売したとして、商標法違反容疑で輸入元の大阪市の業者を摘発した。県警によると、昨年、全国で359件の知的財産権侵害事件が摘発され、644人が逮捕されるなどした。
フェアは入場無料。連絡先は事務局03(3542)4433。
(河北新報) - 5月19日14時41分更新
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