2005年05月17日(火) 22時47分
有機ＪＡＳマーク誤使用、長崎の生産者に改善命令（読売新聞）
化学肥料や農薬などを一定期間使わずに作った農作物や加工食品だけに付けられる「有機ＪＡＳマーク」を、そうではない米に付けて販売したとして、農水省は１７日、長崎県口之津町の生産者グループ「長崎有機農業研究会」（近藤正明会長）に対し、日本農林規格（ＪＡＳ）法に基づく改善命令を出した。
同省によると、同研究会は昨年２月、化学合成物質を含む土壌改良剤を使った水田で生産された銘柄米「ヒノヒカリ」計７５０キロ・グラムに、有機ＪＡＳマークをつけて販売した。
同研究会は生産農家１５人で作るグループ。同省の調査に対し、「有機肥料と間違えて使ってしまった」と説明しているという。
（読売新聞） - 5月17日22時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050517-00000315-yom-soci