2005年05月17日(火) 15時22分
「万病が治る」と陶磁器製の球を販売、社長を逮捕へ(読売新聞)
「ボールを漬けた水を飲めば万病が治る」などと、医療用具の承認を受けていない陶球の効能を宣伝したとして、大阪府警は長崎県諫早市の食器類販売会社「健康館太陽」の女性社長(65)について薬事法違反(未承認医薬品などの広告禁止)容疑で逮捕状を取り、17日午前、同社などの捜索に乗り出した。
同社は約8年前から、大阪、京都などで同様の宣伝文句で同ボールやスプレー容器、食器類を販売しており、府警は、被害者数や営業実態の解明を進める。
調べでは、社長は2002年8月下旬、大阪府寝屋川市で主婦ら十数人を集めて自社製品の体験会を開催し、「多用ボール」と名付けた球について、国から医療用具としての承認を受けていないのに、「陶磁器から出る『波動』で水が浄化され、肝臓病や糖尿病、高血圧などが治る」などと効能を宣伝した疑いが持たれている。多用ボールは直径約3センチの白色球で、1個5000円で販売されたという。
(読売新聞) - 5月17日15時22分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050517-00000409-yom-soci