2005年05月17日(火) 20時37分
法律書の発行差し止め 地裁「弁護士著作に依拠」(共同通信)
総合法令出版(東京)が出版した一般向け法律書に自著と似た表現があり、著作権を侵害されたとして、第1東京弁護士会所属の小林英明弁護士が出版社や監修者の税理士らに発行差し止めと約800万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は17日、同社などに法律書2点の発行差し止めと約27万円の支払いを命じた。
判決理由で高部真規子裁判長は、監修者とされた税理士ら2人を執筆者と認定した上で「出版社の本はテーマ、構成、章立ての順序のほか、ほぼ同一の文章や図表が多くあり、原告の著書に依拠して執筆されたことは明らかだ」と判断した。
(共同通信) - 5月17日20時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050517-00000235-kyodo-soci