2005年05月14日(土) 13時17分
悪徳業者から高齢者を守れ 京都・大山崎町、民生委員ら勉強会(京都新聞)
悪徳商法について学ぶ参加者たち(なごみの郷)
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悪徳商法による高齢者らの被害を減らそうと、京都府大山崎町民生児童委員協議会は13日、同町円明寺の町福祉センター「なごみの郷」で、5月の定例会と合わせて同商法の勉強会を開いた。26人が参加、啓発ビデオを見たり、被害事例を聞くなど理解を深めた。
同協議会は、町内で困りごとをかかえる高齢者や障害者らから、さまざまな相談を受け、支援している。同町内で平成16年度にあった消費トラブルの相談は55件。高齢者らを狙う手口も多く見られた。
勉強会で上映されたビデオ「悪質商法!? シルバー編」(日本消費者協会製作)は、業者を装い配水管や屋根裏を点検するなどと言い、消費者の不安をあおって契約を急がせる「点検商法」や「催眠商法」を紹介。対策の一つとして、期間内であれば契約を解除できる「クーリング・オフ制度」も説明している。
神谷洋一郎会長は「委員は日ごろ、高齢者宅への『友愛訪問』を続けており、悪徳商法に関する知識をもってほしい」と、勉強会の成果を期待している。
(京都新聞) - 5月14日13時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050514-00000040-kyt-l26