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融資保証詐欺の犯行グループは多重債務者の名簿を入手し、直接電話をかけたり、ダイレクトメール(DM)を送付したりする。すぐにまとまった現金がほしい債務者に「低金利で融資する」「借金を一本化する」などと持ちかけ、「保証人がいらない代わりに保証金が必要」との名目で、現金を振り込ませる。
一度、現金を振り込ませた後も融資せず、さらに現金を要求。被害者の「今まで振り込んだ金がもったいない」という心理につけ込み、数回から数十回振り込みを続けさせる。
一月には、太田市の男性会社員(30)が六百万円の融資話に対し、二十一回にわたり二倍の計約千二百万円もだまし取られる被害があった。
県消費生活センターによると、融資にかかわる相談は減っているが、保証金詐欺は増加。「無登録業者は言うまでもなく、いきなりDMなどで来る融資話には極力、注意してほしい」と呼び掛けている。
県警は「闇金」などの業者と詐欺グループとの“横のつながり”もあるとみている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20050511/lcl_____gnm_____002.shtml